鹿児島市は道路の混雑度が、全国ワースト1位と渋滞の解消が大きな課題となっています。国土交通省の職員などが、この渋滞を緩和するための会議を開きました。
国土交通省によりますと、県内の主要な渋滞箇所123か所のうち、約9割が鹿児島市で市街地の道路の混雑度は、全国ワースト1位です。この渋滞を解消するために国土交通省は対策を行っています。
例えば、照国神社前交差点では右折レーン、左折レーンの道路に色を付けることで、事前に進行方向を分かりやすくしました。しかし、渋滞を解消するまでには至らなかったということです。
そうした中、国土交通省や県の職員などが渋滞の緩和に向けた対策を検討する会議を開きました。
(国土交通省鹿児島国道事務所・二口卓史副所長)
「(各機関と)連携して取り組むところはたくさんあるので、引き続き渋滞解消に向けて取り組んでいかなければならない」
国土交通省は今後、鹿児島市の笹貫陸橋交差点などで渋滞の緩和に向けた対策を行うということです。
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