2025年(令和7年)9月20日(土)に開催された「とっとり防災フェスタ2025」に行ってきました。
とっとり防災フェスタ2025とは
2025年は、鳥取西部地震から25年の節目の年。震災の教訓を活かし、防災について学び、災害への「備え」を始めることを目的に鳥取県と関係機関が中心となって開催されました。今年で15回目の開催です。
とっとり防災フェスタ2025イベント内容
県の自主防災組織などに対して知事表彰が行われ、その後は実際の車両等を使用した災害時の実践的な訓練が行われました。
事故車両からの救出訓練では、実際の車両をこじ開けて中から人を救出する訓練が公開され、災害現場で命を守る活動の大変さを目の当たりにするとともに、訓練の重要さを感じました。
救急車や消防車、ヘリコプター、自衛隊の車両など普段なかなか間近に見ることのできない車両も登場!子どもたちからは大歓声があがり、会場はとても盛り上がっていました。
震度6強程度の揺れを体験できる「地震体験車」も設置されていました。地震体験車を見ていると、震度6強の揺れは立ち上がることも難しいほど強く、地震の怖さを実感できます。
「地震が起きたとき、どのような対策が必要か」を考えるきっかけになりました。
また「クロモジ」や「ドクダミ」、「ヨモギ」、「ゲンノショウコ」の野草を利用した「野草茶」の試飲もあり、災害時にも役立つ自然の知恵を学べました。
鳥取県治山砂防課のブースでは、「土石流の模型実験」と「土石流キャッチャーでの飴つかみどり」が行われました。
模型実験では、実際の地形を再現した模型を使って、土石流の仕組みやその恐ろしさ、そして砂防ダムの大切さを学ぶことができます。また、クイズに全問正解すると、ラジコンのショベルカーを操作して、土砂に見立てた飴をすくう「飴つかみどり」に挑戦できる特典も。
楽しみながら防災について学べる内容で、子どもたちの真剣なまなざしと、飴をゲットして笑顔になる瞬間がとても印象的でした。
キッチンカーが集まる「キッチンカーひろば」もあり、子供から大人まで楽しみながら防災について学ぶことができるイベントでした!
地震や豪雨、土砂災害など災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ日頃から防災について学び、みんなを守る「備え」をしておきましょう。
(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)
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