オーストラリアのアルバニージー首相は1日、中国が豪鉱山大手BHPグループの鉄鉱石輸入を一時停止した措置について「失望している」と述べ、問題の早期解決を望むと表明した。
同首相はシドニーで、「豪州の鉄鉱石が支障なく中国へ輸出されることを望む。中国経済だけでなく豪経済にも大きく貢献する重要なことだ」と記者団に語った。

BHPの鉄鉱石鉱山(ウエスタンオーストラリア州)
Source: BHP Group
中国国有の中国鉱産資源集団(CMRG)は、国内の主要な製鉄会社やトレーダーに対し、BHPの鉄鉱石貨物の新規購入をすべて一時的に停止するよう求めた。この措置は、BHPにとって極めて重要な貿易パートナーシップを揺るがすリスクがあり、アルバニージー政権に財政面でも打撃を与え得る。
報道を受け、BHPの株価はシドニー市場で1日、一時2%下落した。9月30日のロンドン市場では終値ベースで1.9%安だった。10月1日のシンガポール市場では鉄鉱石価格は1トン=103.65ドルで安定している。前日は一時1.7%上昇した。
アルバニージー首相は「市場が適切に機能するようにしたい。こうした問題は過去にもあった」と指摘し、「価格交渉を行っているときには時としてこうした問題が生じる。すぐに解決することを望む」と述べた。
原題:China Ban on BHP Iron Ore Imports ‘Disappointing,’ Albanese Says(抜粋)
— 取材協力 Paul-Alain Hunt

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