はじめまして。NIIGATA光のページェント実行委員会です。
この度は、私たちのプロジェクトをご覧いただき本当にありがとうございます。
「駅南の冬を、温かくしたい。」NIIGATA光のページェントは、そんな1人の住民の想いとたった17本のけやきの木に電球をつけることからはじまった、新潟駅南けやき通りを16万球の美しいイルミネーションで飾るイベントです。
1988年以前、新潟駅の南口はきらびやかな繁華街である万代口とは違い、飲食店や商店の多い場所ではありませんでした。
「駅南」ではなく「駅裏」と呼ばれ、50mに1本程度しか街灯のなかった暗いけやき通りを「明るくしたい」というささやかな願いから企画がスタートし、2年目からは「良かったよ」と賛同し、協力してくれるけやき通りのお店や仲間が増えていきました。
その後、「最終新幹線で新潟駅へ着いたとき、真っ暗な中、寂しい気持ちで新潟の地に降り立って欲しくない」という願いも加わり、イルミネーションの点灯時間は24時過ぎまで延長されました。

こうして少しずつ光の輪が広がりながら、最初の「光」が点灯して以来37年間、民間による運営と地域の小学校や多くの企業の助けを借りながら、学校帰りの子どもたちや会社帰りのビジネスマン、冬休みを利用して新潟を訪れる帰省者や観光客を、安全に見守り、温かく迎えてきたのがNIIGATA光のページェントです。

▲昨年(2024年)点灯式の様子
★プロジェクトを立ち上げたきっかけ★
ここ数年は、感染症の影響や価格高騰、助成金の減少などにより苦しい運営が続いております。そして3年前には36年間続いてきたイルミネーションの幕引きについて議論するまでにいたりました。しかし、地域の方々はじめ、クラウドファンディングを通じて多くの方からの支援とご声援を賜り、なんとか点灯に漕ぎつけることができました。
それでも、昨今の世界情勢の煽りは強く、使用するLEDの価格高騰が続き購入費用が不足しています。少しでも購入予算を確保するために、LEDの点検作業を夜に集まって作業するなど、私たちも努力をしていますが足りないのが現状です。そこで、今年も皆さまのお力を借りたいと思いプロジェクトを立ち上げさせていただきました。

▲断線などの破損など1本1本目視して壊れたものを確認しています。(左)壊れたLED(右)正常なLED

▲2025年の点検作業をしたライトの一部。チェックして153本が破損していて買い替えが必要です。
★地元小学校とのかかわり~なぜ規模縮小しないのか~★
けやき通りの突き当たりに位置する笹口小学校は、18年にわたり小学校6年生を中心に「見るだけのイベント」ではなく「参加するイベント」として、点灯式でのブース出展や点灯前のけやき通りクリーン作戦などに力を貸してくれています。

▲点灯式でのブースの様子。小学生たちが一生懸命イベント盛り上げてくれています。

▲けやき通り「クリーン作戦」をする子どもたちと実行委員会の様子
3年前、資金面からイルミネーションの点灯範囲を縮小し、けやき通りの点灯を諦めようしていたとき、声を上げたのは小学校の子どもたちと先生でした。「18年引き継がれてきた学びは、自分の暮らすまちづくりに参画することで、地域を愛し、誇りに思う子どもの姿を生み出してきた。過去から未来へと続く子どもたちの真心を大切にしてほしい」という先生の熱い思いと、実行委員会の厳しいコメントにもくじけず、何度もアイデアを提案してくれる子どもたちの姿はもう一度けやき通りの全面点灯に再チャレンジするきっかけとなりました。だから私たちも頑張れるのです。

▲笹口小学校6年生への1年の取り組みの報告の様子
★エコな視点から社会に貢献を~持続可能なイベントにする為に~★
光のぺージェントは電気の消費や、見に来られる方の自動車の排ガスなど、環境に対する負荷が無いわけではありません。そこで私たちなりに何ができるかと考え、以下のような取り組みを継続しています。
①クリーンアップ作戦でけやき通りの落ち葉を集め堆肥の原料として再利用
②冬至の20時~22時にライトダウン
③「グリーン電力証書システム」を利用し電力の一部を再生可能エネルギーに
④LED電球を使用
⑤新潟県カーボン・オフセット制度を利用し「トキの森クレジット」を購入

2022年、(公財)新潟農林公社様より、長年にわたり「ときの森クレジット」を購入していることへの感謝状をいただきました。多くの皆さまからいただいた協賛金が日本の森を守る一助になっていることは私たち運営側も誇りに思っています。
★実行委員長挨拶★

皆さまはじめまして。実行委員長を務めさせていただいております高橋と申します。
この度はプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。また、日頃より応援いただいている皆さまには重ねて御礼申し上げます。
今年38回目を迎えるNIIGATA光のページェントは、新潟の冬を温かく明るくし、未来を担う子どもたちに大きな夢を与えようと今年も開催いたします。
新潟駅とその周辺エリアが大きく変わり、新たな人流と賑わいが生まれ始めたことをきっかけに、NIIGATA光のページェントもさらなる新潟の魅力発信と、持続可能な新潟の誇れるイベントを目指し、地元の団体・企業や市民の皆さまと連携して、光あふれる街づくりと地域が活性化する企画を検討しています。
昨年度実施いたしました、万代島地区・にいがた2kmエリアとその「光の連携」は今年も継続し、点灯期間が重なるよう、通常より1ヵ月早い11月よりイルミネーションをスタートします。雪のイメージが強いイベントでしたが街歩きが楽しめる暖かい時期からの開催が新たなスタンダードとなりつつあり、前半には紅葉のライトアップ、後半には雪景色のライトアップと、表情を変える駅南・けやき通りの夜間景観を、市民や観光客に長くお楽しみいただけるようになりました。
また、地元の子どもたちと当事者が一緒に地域を盛り上げていく、参加者の心に残る新企画を行いたいと、鋭意準備を進めております。実行委員会一同、新潟を盛り上げるため、誠心誠意努力いたしますので、何卒ご協力とご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。
★リターンのご紹介★
①公式HPの協力者ページに掲載
②感謝のメール
③オリジナル「ポストカード」4枚セット
④オリジナル「ペー君クリアファイル」
⑤おたのしみ福袋 (一例)ぺー君クリアファイル、文具など
⑥来年点灯式でのスイッチャー

※おたのしみ福袋は、許認可が必要になるもの(酒類・食品など)は含みません。
※クリアファイルの画像はイメージです。
★プロジェクトの内容★
「2025 NIIGATA光のページェント」
【実施場所】新潟駅南口広場・けやき通り
【実施期間】2025年11月14日(金)~2026年1月31日(土)
【点灯時間】17:00~24:10【電球数】160,000球
【予算総額】14,600,000円
【 点灯式 】2025年11月14日(金)17:00~(予定)点灯18:30頃予定
<クラウドファンディングでご支援いただいた資金の使い道>
本プロジェクトはAll In型になります。
目標金額30万円
ご支援いただいた資金の使い道は以下の内容になります。
故障した電球の購入費として使用させていただきます。
※本プロジェクトは、期日までにご支援が1件でも集まった場合、以下の実施内容に関わる最低限予算は確保しており、以下、全て実行可能です。
故障した電球の購入費:200万円。このうち、最低30個(30万円)が必要です。支援総額が期日までにこの購入費用に届かなかった場合でも、最低限の費用を自己負担するなどして購入し、支援総額の割合に応じて支援総額の割合に応じて購入数を決定して実行致します。
※本プロジェクトは天災など止むを得ない事情により、イベントが開催できなかった場合、ご支援いただいた金額は次年度の資金として使用させていただきます。

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