イランとの「外交ルートと交渉を継続」、欧州3カ国が共同声明

ドイツ外務省は29日、英国、フランス、ドイツの欧州3カ国がイランとの「外交ルートと交渉を今後も追求し続ける」意向であることを共同声明で明らかにした。2022年9月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[ベルリン 29日 ロイター] – ドイツ外務省は29日、英国、フランス、ドイツの欧州3カ国がイランとの「外交ルートと交渉を今後も追求し続ける」意向であることを共同声明で明らかにした。

声明は「国連制裁の復活は外交の終わりを意味するものではない」と指摘。「われわれはイランに対し、いかなるエスカレーション行動も控え、保障措置に関して法的拘束力のある義務の順守を再開するよう強く求める」と述べた。同時に3カ国は、イランが核兵器の追求、取得、開発を行わないという基本的目標を引き続き共有するとした。

国連は現地時間27日夜(日本時間28日午前9時)、イランに対する武器禁輸とその他の制裁を復活させた。イランは厳しい対応を警告している。

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