公開日時 2025年09月28日 10:34更新日時 2025年09月28日 10:36

宮古、点重ね勝ち切る 9回反撃も、豊見城及ばず <沖縄県高校野球秋季大会>第5日
宮古―豊見城 2点目のホームを踏み、喜びを爆発させる宮古の内間恵佑=27日、沖縄セルラースタジアム那覇(名波一樹撮影)

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琉球新報社

 第75回県高校野球秋季大会は27日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇など3球場で2回戦8試合を行った。夏の甲子園を制した沖縄尚学は那覇商を7―0の七回コールドで下し、新チームの公式戦初戦を順調に滑り出した。宮古は豊見城に5―4で競り勝った。興南は中部商に10―0の五回コールドで勝利し、浦添商はコザを5―0と零封した。エナジックは本部に1―0で接戦を制し、名護は北中城を6―5で破った。八重山は前原を8―3で下し、小禄は那覇工・陽明・開邦・南部農林に8―1の七回コールドで勝利した。28日は2回戦8試合が行われる。

2回戦 宮古―豊見城

123456789計豊見城0200000024宮古22000010X5

(豊)安慶田、伊波、上原寅―崎濱、上原琉
(宮)友利、仲里―武富勝
▽三塁打 大城(豊)、内間、川滿(以上宮)

 初回は2死一塁フルカウントから先制点にこぎつけた。4番・内間恵佑(2年)の適時三塁打で1点を奪う。「(4番の)仕事は五割くらいはできた」と謙虚に語る。次打者も適時打で続き、幸先良く2点を得た。

 七回の1点も大きな意味を持った。7番・川滿明真(2年)が、1死一塁で内角球を適時三塁打に。「リラックスして(打席に)入れた。勝てて安心」と安堵(あんど)の表情だ。最終回に2失点し1点差に迫られたが、着実な加点が奏功して逃げ切りに成功した。

 久保田琉葦主将(2年)は「ミスもあったが勝ち切れた。反省すべきところは修正したい」と総括した。

(名波一樹)

27日の結果

▽2回戦

八重山8―3前原小禄8―1那陽開南七回コールド浦添商5―0コザエナジック1―0本部名護6―5北中城沖縄尚学7―0那覇商七回コールド宮古5―4豊見城興南10―0中部商五回コールド

※那陽開南=那覇工・陽明・開邦・南部農林

28日の試合

▽2回戦

【嘉手納】10時
宜野座―昭薬付
具志川―与勝

【しんきん】9時
美来工科―美里工
球陽―美里
KBC―北山

【セルスタ】9時
ウェルネス沖縄―首里
知念―宮古総工
沖縄水産―具志川商

※宮古総工=宮古総実・宮古工

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