イラン、ロシアと250億ドルの原発建設契約を締結=国営通信

 イランはロシアの国営原子力企業ロスアトムと原子力発電所4基を建設する250億ドル規模の契約を結んだ。国営イラン通信(IRNA)が26日報じた。2022年9月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[ドバイ 26日 ロイター] – イランはロシアの国営原子力企業ロスアトムと原子力発電所4基を建設する250億ドル規模の契約を結んだ。国営イラン通信(IRNA)が26日報じた。

ロスアトムはこれに先立ち、24日にイランで小型原発建設に関する覚書に署名したと発表していたが、基数は明らかにしていなかった。

IRNAによると、南東部ホルモズガーン州シリク地方の500ヘクタールの敷地に第3世代の原発を建設する。発電容量は5ギガワットを見込む。

電力需要のピーク期に電力不足が生じてきたイランでは、現在稼働中の原発は南部ブシェールの1基のみ。この発電所もロシアが建設したもので、発電容量は約1ギガワット。

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