埼玉県川越市(かわごえし)は、都心から約30km圏内にありながらも、緑豊かで農業や商工業が盛んなまち。まちの中心部にシンボルである時の鐘や蔵造りの町並みが残り、古き良き城下町の歴史を感じることができるのも魅力の一つです。

今回紹介するのは、370年以上の歴史をもち、江戸の天下祭を今に伝える絢爛豪華な山車(だし)行事「川越まつり」。「川越氷川祭の山車行事」として平成17年2月、国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年12月「ユネスコ無形文化遺産」に登録されたお祭りです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は川越市の「令和7年度 川越まつり」の詳細と、人気の返礼品などについて調べてみました!

最大の見どころは曳っかわせ! 「令和7年度 川越まつり」について

370年以上の歴史を持つ絢欄豪華な山車行事を楽しむ! 埼玉県川越市ならではのふるさと納税返礼品も

令和7年度 川越まつり
・開催日時:令和7年10月18日(土)、19日(日)
・開催場所:川越市中心街
・アクセス:JR川越線・埼京線、東武東上線「川越駅」下車/西武新宿線「本川越駅」下車
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。

「川越まつり」は、氷川神社が執行する「例大祭」を根源として、直後に行われる「神幸祭」や「山車行事(祭礼)」から成り立つ川越市の一大行事。

「神幸祭」は、慶安元年(1648年)に、当時の川越藩主である松平伊豆守信綱(いずのかみのぶつな)が氷川神社に神輿(みこし)・獅子頭(ししがしら)・太鼓などを寄進し、祭礼を奨励したことが始まりです。

神田明神、赤坂日枝神社の各祭礼の総称である「江戸の天下祭」の影響を強く受け、川越独特の特色を加えながら発展してきました。

精巧な人形を乗せた絢爛豪華な山車が、“小江戸川越”の象徴である蔵造りの町並みを中心に、町中を曳行(えいこう)。何台もの山車が辻で相対しすれ違うさまは、迫力満点! スケールの大きさに、圧倒されること間違いなしです。

最大の見どころの一つは、「曳(ひ)っかわせ」。山車が他の山車とすれ違う時、山車の正面を向け、町どうしの挨拶として「曳っかわせ」を行います。交差点などでは複数の山車が集まり、舞台が回転して囃子(はやし)の競演を行う様子が圧巻! 特に夜の曳っかわせは、曳き手が提灯(ちょうちん)を掲げ、囃子方への声援が飛び交い、お祭りのムードが最高潮に達するのだとか。

山車は「江戸系川越型」。絢欄豪華な優美性、機能性が特徴です。お囃子は江戸の囃子の流れを汲み、伝承されてきたもので、同市内では王蔵流、芝金杉流、堤崎流の3流派が多く見られるそうです。

自治体からのメッセージ

「川越まつり」は川越総鎮守氷川神社の「例大祭」と「神幸祭」、また絢爛豪華な「山車行事」によって構成される川越市最大のお祭りです。歴史ある町並みと、きらびやかな山車との重なり合う風景、たくさんの出店、そして街中に鳴り響くお囃子のリズム、そのすべてが一体となって開催される「川越まつり」。見ている私たちの心も思わず弾む魅力的な秋のお祭りに、ぜひご来場ください。

川越市のふるさと納税返礼品について

「川越まつり」を楽しんだりまちの観光を楽しんだりする際にも使える電子商品券や、本イベントで曳行される29台の山車をモチーフに作られたふせんを紹介します。

小江戸かわごえe旅ギフト(寄附額3万円・電子商品券9,000円分)

・提供事業者:川越市
・内容:小江戸かわごえe旅ギフト(寄附額の3割相当額)
・寄附金額:3万円

川越市内の加盟店でお使いいただける電子商品券です。川越市内の飲食店・アクティビティ・宿泊施設などの加盟店舗で、1円単位から使用が可能。

山車付箋Aセット

・提供事業者:株式会社櫻井印刷所
・内容量:台紙サイズ:58×99mm 各1部×10種
・寄附金額:1万1,000円

川越まつりで曳行される29台の山車をモチーフに作られたふせんです。Aセットのほか、Bセットは10種、Cセットは9種が返礼品として提供されています。

今回は埼玉県川越市のイベント「川越まつり」と、返礼品を紹介しました。豪華絢欄な山車の曳行、迫力満点の曳っかわせ、お祭りに華を添えるお囃子を堪能できる川越市最大のイベントです。返礼品の「山車付箋セット」は、全29種! 揃えてしまいたくなるほどのかわいさで、川越まつりの思い出やお土産にも良さそうです。気になった人は、ぜひ一度チェックしてみてください。

ライター:マイナビふるさと納税担当者

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