2025年9月24日 11:41
警察官をかたり金銭をだまし取る手口が急増しています。今年に入り、岡山県の特殊詐欺の被害総額が去年1年間の被害額を上回り、およそ6億8000万円にのぼったことが明らかになりました。
岡山県警によりますと先月（8月）末までの県内の特殊詐欺の被害総額は、およそ6億8710万円で、去年（2024年）1年間の被害額およそ6億3240万円を既に上回りました。
手口の主な特徴は、警察官などをかたり「口座が犯罪に使われている」などと不安をあおり、現金をだまし取ったり振り込ませたりします。この様な「警察官をかたった被害」件数は72件。被害総額はおよそ4億310万円と、被害総額のおよそ6割を占めています。
警察は電話の相手が警察官を名乗った場合、所属や名前を確かめた上で一旦電話を切り、警察署に電話をかけ直すなどの対策を呼びかけています。
最終更新日：2025年9月24日 13:52
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