海辺にたたずむ温泉リゾートホテル「TAOYA南志摩」がいよいよ開業。絶景ラウンジやインフィニティ温泉をさっそく見てきた

 大江戸温泉物語グループは、温泉リゾートホテル「TAOYA南志摩」(三重県志摩市浜島町浜島1645)を9月24日に開業する。伊勢志摩国立公園の南端に位置する浜島温泉にあり、真珠養殖の発祥の地としても知られるリアス式海岸の雄大な自然と「日本の夕陽百選」にも選ばれる風光明媚な景色、三重県食材をふんだんに使ったグルメが楽しめる。

 デザインコンセプトは「プチ・アマルフィ」。イタリア南部の地中海リゾートをオマージュした大人の非日常を、館内のいたるところで味わえるのが最大の特徴だ。開業前に行なった内覧会で、さっそく絶景ラウンジや温泉大浴場を見てきた。

海に面した浜島温泉エリアに建つ「TAOYA南志摩」外観。三重県内では「TAOYA志摩」「大江戸温泉物語Premium 伊勢志摩」「大江戸温泉物語Premium 鳥羽彩朝楽」「大江戸温泉物語 志摩彩朝楽」に次ぐ、5つ目の施設となるエントランスフロント潮風に癒やされる「オーシャンラウンジ」と重厚感のある「暖炉ラウンジ」

 宿に到着するとまず、ロビーフロントの奥に設けた2つのラウンジが出迎える。1つは、潮風と波音が心地いいオープンエアの「オーシャンラウンジ」。水盤やチェアを設置しており、まさに地中海リゾートにいるようなロケーション。

 2つ目は、中央に暖炉を配した室内の「暖炉ラウンジ」。ここではお酒類を含むフリードリンクに加え、夜食の「クリーミーカレーうどん」も提供する。

 大江戸温泉物語グループ最上級ブランドである「TAOYA」は、食事や夕食時のアルコールのほか、ラウンジで提供されるドリンクや夜食といった施設内サービスがほぼ宿泊料金に含まれる「オールインクルーシブ」制を採用しているのもポイント。チェックイン直後からチェックアウト前まで、滞在中は自由に寛ぐことができる。

潮風が心地いいオーシャンラウンジ暖炉ラウンジではドリンクと夜食の「クリーミーカレーうどん」を提供ディナーは、伊勢志摩の恵みたっぷり“地中海グルメバイキング”

 食事はレストラン「Sera(セーラ)」でバイキングを提供。イタリアの田舎町をイメージした店内は広々していて、こちらも海一望のロケーション。

店名は、夕日の「夕」をイタリア語に翻訳した「Sera」が由来。「Buona sera(こんばんわ!)」という意味もあり、大江戸温泉物語グループ自慢の豪華なグルメディナーへ歓迎する気持ちを込めて名付けられたイタリアの田舎町をイメージした店内店内からも海を望む

 料理のテーマは「伊勢志摩の海の幸を用いた地中海風料理」。卓上コンロで作るパエリアや南イタリアの郷土料理レモンクリームパスタ、オーブンで焼きたての熱々ピッツア、さらに、ライブキッチンで提供する「TAOYA特製ローストビーフ」は三重県のあおさとオイスターのクリームソースで味わえる。

 そのほか、地中海野菜のトマトソースでいただく三重県産豚のシュニッツェル(カツレツ)、錦爽どりとじゃが芋のローストハーブレモンソルト添え、松坂牛入りコロッケといった肉料理が揃う。

 和食では、新鮮なお造りをはじめ、三重県産こしひかりに好きなネタをのっける海鮮丼、牡蠣めし、伊勢うどん、鳥羽あかもくとアサリの和え物、カツオの手こね寿司と、主役級ご当地グルメがラインアップしている。

 デザートも、伊勢抹茶わらび餅からパッションフルーツの南国ココナッツムース、ハーゲンダッツアイスクリームまで食べ放題。ビールやワイン、三重県のお酒といったドリンクも追加料金なしで楽しめる。

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