8月より神戸市営地下鉄 海岸線の駅で開催されている「KOBE SUBWAY MUSEUM」。「ハーバーランド駅」ではすでにアート作品が設置されていましたが、このたびその他4駅でも作品の設置がスタートしました。
中央市場前駅
同企画は地下鉄海岸線に設置されたショーケースを活用し、兵庫ゆかりの若手アーティストによる作品を中心に展示・販売を行う新たなアートプロジェクト。見るだけでなく購入できるのもポイントで、作品はおよそ2カ月ごとに入れ替えが予定されています。
三宮・花時計前駅
今回新たに設置されているのは「三宮・花時計前駅」「旧居留地・大丸前駅」「中央市場前駅」「新長田駅」の4駅。展示作品は「下町芸術祭」や「神戸六甲ミーツ・アート」など、神戸の芸術祭で活躍してきたアーティストたちによるものとなっています。
旧居留地・大丸前駅
作品はそれぞれ種別やスケールも様々。駅ごとに異なるコンセプトのアートに触れることができ、駅に彩りが加えられていました。
特に記者が気になったのは新長田駅に設置されたこちらのアート作品。神戸市生まれの小畑亮平さんが手がけた作品で、長田区内で集めたごみの形を写し取っているのだとか。
透明感のある美しさはもちろん、もともとのゴミの形や集められた状況など、想像力が掻き立てられる作品となっています。
さらに第1弾の作品が飾られていた「ハーバーランド駅」にも新たな作品が登場。青山大介さんが描いた「神戸駅鳥瞰絵図1874」は初代神戸駅があった当時の景色が鳥瞰図として再現されています。
中央市場前駅の作品も見ごたえ抜群でした!
駅を利用しながら美しいアートを気軽に楽しめるのはうれしいポイント。気に入った作品があれば、購入できるのも楽しいです♪今後は他の駅でも展示が行われる予定だそうなので、そちらも楽しみにしたいと思います♡
開催期間2025年9月18日(木)〜11月3日(月)場所●三宮・花時計前駅
(神戸市中央区御幸通8丁目)
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