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県内10カ所以上を巡回する移動式図書館「兵庫県 旅するキッカケ文庫」が、9月20日よりスタート!開催に先立ち、同企画のアンバサダーを務める須磨区出身のタレント・山之内すずさんがメディア向け発表会に参加しました。
山之内さんは「本は今月だけで30冊買いました!」と話すほど読書好き。そんな山之内さんが本を読む理由や、神戸の”Z世代”に伝えたい思いを伺ってきました。
同企画は県が行う「若者・Z世代応援パッケージ」の広報事業の一環として開催されるもの。ブックバスには兵庫県にゆかりのある著名人が選出した「人生が動き出すキッカケとなった本」53冊が並び、移動図書館となって県内を巡回します。
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若者の読書離れが年々深刻になる中、県はZ世代の「“タイパ重視”の姿勢」と「作り手の顔が見える物語や共感を生む共通項」に着目。本がきっかけとなり生まれた著名人の転機を“自分ごと化”し、新たな選択肢や可能性に気付く場の創出を狙っています。
この日は同企画で山之内さんが選出した2冊の本についても紹介。特に「ビッグ・オーとの出会い」について聞かれると「色々な人間関係に当てはまる内容で、どの年代の人が読んでも楽しいと思いますよ」と山之内さん。
「年を重ねるごとに響く言葉も変わってくる。今でも数年に一度は開く“人生のお守りです”」と話す笑顔がとても印象的でした。
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ブックバスの中には、山之内さんをはじめ兵庫県にゆかりのある著名人・50人が選んだ本がズラリ。表紙にはラベルが、本文中の「人生を動かしたキッカケの一文」には付箋が貼られています。
またキッカケの一文が書かれた「キッカケカード」は約40種あり、持ち帰ることも可能!自分が選んだ本のカードを持ち帰るもよし、おみくじ感覚で先にカードを選んで本を読むもよし。色々な”本との出会い”を楽しむことができそうです。
山之内さんは南野陽子さんが選んだ本が気になったそうです
山之内さんはZ世代といわれる若い世代について「SNSやネットで色々な情報が入ってくるので、自分のモヤモヤを必要以上に抱えてしまっているのでは」と指摘。
自身も10代には孤独を感じるときもあったと話し「本を読んでしんどい気持ちを消化し、少しずつでもいいから着実に前へ進んでいってほしい」とエールを送りました。
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今後の巡回スケジュールは、決まり次第公式サイトにて発表されるとのこと。お住まいの地域にやってくる機会をお見逃しなく♪しばらく読書から遠ざかっていましたが、これを機に読書の習慣を持ち、素敵な言葉に出会ういいきっかけにしたいなと感じた記者なのでした。
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