公開日時 2025年09月18日 11:52更新日時 2025年09月18日 11:52

若い世代の才能発掘へ 沖縄県、舞台脚本を募集
参考上映をPRするART LAB OKINAWAの宜寿次幸恵さん(左)と富田めぐみさん=17日、那覇市の琉球新報社

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琉球新報朝刊

 「沖縄の新しい表現」を発掘し、舞台上演を目指す創作プロジェクトART LAB OKINAWA(アート・ラボ・オキナワ、県主催、同事務局運営)が始動した。本年度は舞台脚本コンテストの作品を募集し、優秀作品を演出家や俳優、舞台スタッフと共に作品として磨き上げて26年に舞台化、最終的に国内外の演劇祭での上演を目指す。

 プロジェクトに関わる演出家の富田めぐみさんは17日に琉球新報社を訪れ「ジャンルを問わず若い世代の才能を発掘したい」と応募を呼びかけた。

 応募時点で40歳未満の県内在住の個人や団体が対象。作品は、未発表・未上演の新作で、テーマやジャンルは自由だが「沖縄らしさ」を含める。上演時間60~90分を程度を想定した日本語原稿で、しまくとぅばの併用も可。

 21日には、うるま市民劇場の燈ホールで参考上映と応募説明会がある。「青い海の人魚」の上演と、トークセッション「“沖縄”を描く」では富田さんやタレントのひーぷー(真栄平仁)さんが出演する。説明会と参考上映は応募有無を問わず入場可能だが、整理券の申し込みが必要。詳しくはウェブサイトへ。

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