日本代表 写真:Getty Images
MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)、MF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)らを擁する日本代表は、10月以降のキリンチャレンジ2025(国際親善試合)でFIFAランキング1桁のブラジル代表と対戦することがすでに決まっているが、11月にアルゼンチン代表と対戦する可能性も浮上。アルジェリア代表、コートジボワール代表などアフリカ勢とマッチメイクする可能性もあるだけに、FIFAワールドカップ北中米大会に向けた強化試合の行方に注目が集まってる。
日本サッカー協会(JFA)は10月から11月にかけての国際親善4試合のうち、3試合の対戦相手を発表。ブラジルにくわえてパラグアイ代表、ボリビア代表と南米勢との対戦がすでに決まっているが、11月14日にアルゼンチンを迎え撃つ可能性があるという。
アルゼンチン代表の対戦相手を巡っては、同国メディア『TyCスポーツ』のガストン・エドゥル記者が8月14日の時点で「11月の国際Aマッチ2試合でアンゴラ代表、カタール代表と対戦することが決まった」と報じていた。しかし、カタールは10月にW杯アジア4次予選を戦うため、この予選の結果次第がマッチメイクを左右するとみられる。
この報道内容をもとにアルゼンチン戦の可能性は低いとみられていたが、同記者は9月17日になって「アルゼンチンは11月の親善試合で、アジアまたはアフリカ勢と対戦する。オプションとして、現時点では日本、韓国、サウジアラビアがあるが、まだ決定していない」とリポート。対戦相手の候補に森保ジャパンが含まれているとみられるが、JFAとアルゼンチンサッカー協会の交渉の有無などには触れていない。
一方で海外メディア『フットボール・アジアン』は16日、11月の国際Aマッチデーにおける日本代表と韓国代表の対戦相手について特集。いずれもボリビア代表と対戦することが決定しており、もう1試合の対戦相手が未定だが、「主にセネガル代表、アルジェリア代表と交渉している」「他の候補にはエジプト代表、コートジボワール代表、カーボベルデ代表が挙がっている」と、こちらはアフリカ勢とマッチメイクする可能性を報じている。
なお、日本は9月に行われた国際親善試合でメキシコ代表に引き分け、アメリカ代表に敗れたことにより、FIFAランキングは17位から19位へ転落。北中米W杯グループステージの組み合わせに関わるポット分けで、ポット2入りの可能性は高いが、ポット3、4入りが濃厚なアフリカ勢とグループステージで対戦する可能性は十分考えられるところ。強豪アルゼンチンとマッチメイクが望ましいが、アフリカ勢との対戦経験も積みたいところだ。
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