県は16日、県バイオテクノロジー種苗増殖センター(宮崎市)で栽培した甘藷(かんしょ)の苗がサツマイモ茎根腐(くきねぐされ)細菌病に感染したことを5月に確認し、県内139農地に感染疑いの苗を含む約40万本(約13ヘクタール相当)を供給していたと明らかにした。県とJAは既に、感染疑いの苗の抜き取りや防除を行った。苗の大部分は焼酎の原料となるコガネセンガン。同細菌病は近年、県内で感染報告が徐々に増えているが、影響は詳しく分かっておらず、県は今年から定点調査を行っている。

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【写真】茎根腐細菌病に感染したサツマイモの苗。葉がしおれ、株元の茎が黒変している(県農産園芸課提供、県バイオテクノロジー種苗増殖センターの苗ではありません)

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