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2025年9月11日 7:01

【山口天気 朝刊9/11】しばらく大気不安定で蒸し暑い日々 特に14日(日)ごろ 雨量がまとまる心配も

●午後ほど大気不安定。急な雨や雷の発生など変わりやすい空模様に注意を
●空気中に湿気が多く、梅雨の時期のようなジメジメした暑さに

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昨夜も大気は不安定で、県の西部から北部を中心に活発な雨雲が湧きあがりました。
夜遅くには雨も落ち着き、この時間にかけて県内では概ね小康状態が続いていますが、九州南部から四国付近には秋雨前線によるまとまった雨雲が広がっています。

このあと前線に大きな動きはなく、きょう11日(木)の夜にかけて西日本付近にとどまる予想です。この停滞する前線に向かって南からの湿った空気が流れ込み、県内ではきょう11日(木)も大気の状態が不安定になります。

午前中は前線による雨雲が、九州や四国を中心に広がりますが、日中から徐々に県内付近にも流れ込む予想です。
県内は午後ほど雨が降ったり止んだりで、きのう10日(水)のような極端な激しい雨ではありませんが、時折局地的に雨雲が発達し、急な雨や雷の発生など不安定な空模様には注意が必要です。

またあす12日(金)になると大気は一段と不安定で、朝は瀬戸内側を中心に天気が崩れやすくなると見込んでいます。

日中の最高気温は広く30度を超え、梅雨の時期のようなジメジメした暑さになると見込んでいます。

秋雨前線はこの先も西日本付近に停滞しやすく、不安定な空模様が続く予想です。
特に週末からの3連休は、14日(日)ごろを中心に雨量が多くなると見込んでいます。
ぐずつく天気の日々でも、体力を消耗する蒸し暑さはまだしばらく続く見通しです。

熱中症情報です。
湿気が多く、熱中症のリスクが高くなります。引き続きしっかり対策を行いましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

最終更新日:2025年9月11日 7:01

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