山梨県は介護や病気の家族を日常的にサポートするケアラーなどをテーマに扱った、音声コンテンツの配信を始めました。
【写真を見る】初回のゲストは安藤なつさん 「周りの人が気付いてあげられるか」 ケアラー支援へ 県が音声コンテンツ配信
家族のケアを経験した著名人をゲストに呼び、体験談を聞く内容で、広く共感を得たい考えです。
山梨県が11日から配信をスタートしたのは「やまなし♡つながる時間」です。
インターネットを通じて配信される音声コンテンツのポッドキャストを活用し、ケアラーや引きこもりなどを話題に、著名人が実体験を語る内容です。
初回は介護福祉士の資格を持つお笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつさんをゲストに招きました。
メイプル超合金 安藤なつ さん
「若いケアラーは周りの人がどれだけ気が付いてあげられるかだが、そこの支援をもう少ししてほしい」
県は困難な状況に置かれている人が自ら声を上げられないことを課題に上げ、配信で孤独感を取り除きたいとしています。
山梨県 働く人・働き方支援課 木村優斗 主事
「通勤時間や自宅で過ごしている時間、好きなときに聴けるのがポッドキャストの魅力。気軽に聴いて関心を持ってもらい、周囲で困っている人を支えるきっかけになればうれしい」
配信は月2回、木曜日の予定で、配信サービスのラジコなどで聴くことができます。
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