9月5日、ドイツの予算委員会は、経済再生のための記録的な投資と国防費への強いコミットメントを盛り込んだ2025年予算をまとめた。フランクフルトで2021年1月撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ベルリン 5日 ロイター] – ドイツの予算委員会は、経済再生のための記録的な投資と国防費への強いコミットメントを盛り込んだ2025年予算をまとめた。関係者が明らかにした。
ドイツは昨年11月に旧連立政権が崩壊し、25年の歳出計画を通す時間がなかったため、今年は暫定予算で運営されてきた。4日に最終決定された予算は月内に議会で承認される。
ロイターが確認した文書によると、歳出総額5025億ユーロ(5882億8000万ドル)の中心予算には627億ユーロの投資が含まれており、夏季休会前に閣議決定された草案からわずかな変更しか加えられていない。
クリングバイル財務相は5日、今回の予算の優先事項は雇用の確保、経済の強化、国の近代化だと説明。「子どもたちが良い教育を受けられるように、家庭と仕事が両立しやすくなるように、地方でもバスや電車が安定して運行できるようにするために数十億を投資する」と述べた。
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