池に日が当たらなくなったタイミングで撮影
通称「モネの池」として知られる、岐阜県にある池【写真提供:yuya(@yuya0240)さん】
話題の写真は、岐阜県関市板取の根道神社境内に広がる池を撮影したもの。正式名称はないようですが、通称「モネの池」として知られているそうです。“美しすぎる池”といわれ、多くの人の心をとらえています。yuyaさんはSNSで「モネの池」を知り、それから何度か足を運んでいる「お気に入りの場所」だそうです。
写真が撮影されたのは、今年5月。池に日が当たらなくなった午後6時頃、光の条件が絶妙に整ったタイミングでした。
ただ、夕暮れ時という光量の少ない条件下で、動く被写体であるニシキゴイを鮮明に撮影するのは、決して簡単ではありません。「暗い時間だったので、コイがぶれないように撮影しました」とyuyaさんは振り返ります。
カメラを本格的に初めて4年 経験を重ねながらとらえた絶景
配偶者さんと一緒に絶景をめぐり、美しい風景写真を撮影しているyuyaさん。カメラを始めたのは7年前ですが、本格的に撮影をするようになってからは、4年ほどだそうです。
少しずつ重ねた経験によって、今回のような印象的な作品を生み出す下地を作り上げてきたのでしょう。日本各地を撮影してきたなかで一番印象に残っているのは、北海道で撮影した風景だといいます。
「北海道にあるモエレ沼公園で撮影した写真は、お気に入りの一枚です」
モエレ沼公園で撮影された、yuyaさんのお気に入りの一枚【写真提供:yuya(@yuya0240)さん】
草に覆われた大きな丘の頂上まで、まっすぐに伸びる木製の長い階段。緑豊かな景観と赤い自転車、そのそばに立つ黄色い花柄のワンピースを着た女性が、ノスタルジックな雰囲気を漂わせています。
日本の美しい自然への深い愛情と、それを写真という形で多くの人に伝えようとする情熱が感じられる、yuyaさんの写真の数々。次はどんな絶景を撮影するのか、楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)
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