台風15号の接近に伴い、愛知・岐阜・三重の3県では5日昼すぎにかけて線状降水帯が発生して災害の発生する危険度が急激に高まる可能性があります。
土砂災害、低い土地の浸水、川の増水・氾濫に警戒してください。

気象台によりますと、台風15号の接近に伴い、愛知・岐阜・三重の3県では、南から暖かく湿った空気が流れ込んで、大気の状態が非常に不安定となり、大雨になっています。

午前2時20分までの1時間に三重県御浜町では41ミリの激しい雨を観測しました。

気象台は午前2時36分、熊野市と紀宝町に洪水警報を発表しました。

台風15号は5日の昼過ぎから夜のはじめごろにかけて東海地方に最も接近する見込みです。

5日、1時間に降る雨の量は、多いところで、三重県で60ミリ、愛知県と岐阜県でそれぞれ50ミリと予想されています。

また、5日夕方までの24時間に降る雨の量は、多いところで、三重県で300ミリ、愛知県と岐阜県で200ミリと、それぞれ予想されています。

愛知・岐阜・三重の3県では5日の昼すぎにかけて、線状降水帯が発生し、局地的にさらに降水量が増えて災害が起きる危険度が急激に高まるおそれがあります。

土砂災害、低い土地の浸水、川の増水・氾濫に警戒するとともに、強風やうねりを伴った高波、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。

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