インドのサービスPMI、8月は15年ぶり高水準 価格も上昇

 S&Pグローバルがまとめた8月のHSBCインドサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は62.9と、15年ぶりの高水準となった。写真はインドのショッピングモール内にあるレストラン。2024年1月、インドのノイダで撮影(2025年 ロイター/Sahiba Chawdhary)

[ベンガルール 3日 ロイター] – S&Pグローバルがまとめた8月のHSBCインドサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は62.9と、15年ぶりの高水準となった。

新規受注の急増が背景。価格の上昇ペースも約10年ぶりの高水準となった。

速報値の65.6から大幅に下方修正された。7月は60.5だった。PMIは50が好不況の分かれ目となる。

新規事業の拡大ペースは2010年6月以来の高水準。輸出受注が14カ月ぶりの力強い伸びを記録した。

企業はコスト上昇分を積極的に顧客に転嫁した。産出価格指数は2012年7月以来の高水準。投入価格指数は9カ月ぶりの高水準だった。

サービス部門と製造部門を合わせた総合PMIは、7月の61.1から8月には17年ぶりの高水準となる63.2に上昇した。

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