【9/2 鹿児島ユナイテッドFC トレーニング後小林亮ヘッドコーチ コメント】
2025.9.2 ユニータ
前節、久しぶりのアウェーとなった福島で、2-2の引き分けとなった鹿児島ユナイテッドFC。
試合終了間際、あと数秒耐えればというところで同点ゴールを決められた展開は、まるで敗戦でもしてしまったかのような衝撃があった。
それでも、勝ち点1は拾った。前節は課題の残る内容だったものの、その前のホーム2連戦は自信を持っていい内容でもあった。
この課題感と、自信がどちらもある状況の中で、次の試合へ向かう選手のメンタリティは、とても難しいものになるのではないか?
しかしほどなくして、そういう心配は吹き飛ぶことになる。
選手たちは、スタッフも一丸となって、自分たちがなぜホームで快勝することが出来たのか、福島戦でなぜ勝利を逃すこととなったのか、そのあぶり出しはどうやら既に終わっているようで、週明けの立ち上がりのトレーニングとなった今日も、いま自分が何をするべきかを明白に出来ている雰囲気が漂っていた。
まだまだ続く暑さの中、強度の高いトレーニングをこなす選手たちは、まるでこのチームのスタート地点であるベースの部分を、改めて体に刻み付けている印象だ。
「自分達からアクションするサッカー」
選手それぞれが、そして今日も体調不良の相馬直樹監督の代わりに指揮を執る、小林亮ヘッドコーチが、口をそろえた。
トレーニング後の小林亮ヘッドコーチのコメントをご紹介します。
【小林亮ヘッドコーチ】
Q.前節は課題の残る引き分けになったと思います。そこからの今日のトレーニングには、どんな意気込みで入ったんですか?
週の初日の練習なので、フィットネスのところ。あとはフィジカルでしっかり体を動かすところ。今日の練習はかなりハードなトレーニングでしたけど、この前の引き分けを受けて、少しネガティブな気持ちだったところに、もう一回自分たちで奮い立たせる。それは選手だけじゃなくて、スタッフも一丸となって、次の高知戦に向かっていけるようなトレーニングにしたいという、そういうところですね。
Q.課題も出ていると思いますが、その前の2つのホームゲームを見ると非常にいい試合もできています。
自信を持っていい部分もある中で、課題感と自信のバランス取りというのはどのように選手たちにアプローチしていかれるんですか?
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