ドイツ連邦雇用庁が29日発表した8月の雇用統計によると、失業者数(季節調整済み)は前月比9000人減の296万人と、予想外の減少となった。写真は、2024年5月、ドイツのデュッセルドルフで撮影(2025年 ロイター/Jana Rodenbusch)
[ベルリン 29日 ロイター] – ドイツの失業者数が10年ぶりに300万人を超えたことが、29日発表された連邦雇用庁の統計で明らかになった。同国では2年連続のマイナス成長で労働市場が圧迫されている。
8月の失業者数は季節調整前で前月比4万6000人増加し、300万人の大台に乗せた。
ただ、季節調整済みの失業者数は前月比9000人減の296万人と、予想外の減少となった。ロイターがまとめた市場予想は1万人増だった。
失業率(季節調整済み)は6.3%で横ばい。市場予想と一致した。
連邦雇用庁のナーレス長官は「労働市場は依然として近年の景気低迷の影響を受けているが、安定化の初期の兆しも見られる」と述べた。
独IFO経済研究所の雇用バロメーターは8月に93.8ポイントと、7月の94.0ポイントからわずかに低下した。調査責任者のクラウス・ヴォールラーベ氏は「労働市場は依然として危機に陥っている。景気の停滞により、企業は人事計画に関して慎重に行動している」と述べた。
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