【写真を見る】中川幹太市長『続投&再選出馬』を表明 失言続き市議会からは“辞職”の申入れも 新潟県上越市

7月に上越市議会が市長に対して辞職を申し入れていましたが、中川幹太市長の“続投宣言″は、上越市議会の全員協議会で示されました。

「かじ取りが難しいことも十分承知はしておりますけど、私としては残された任期において市長としての職責を全うしてまいりたい」

9月議会に臨み渇水対応にも取り組みたい、と意欲を見せた中川市長に対し、市議からは、先日のイベント最中での市長の態度についての苦言も飛び出しました。

【宮崎朋子 上越市議】
「どうしても解せないのは、ニコニコ笑って言われて市民の皆様に市政を停滞させてしまったと、本当に反省されているのか見えないんですね」
【中川幹太 上越市長】
「仮にお祭りの中でずっと暗い顔をしているわけにはいけないのかなと思っておりますので、ある意味そのあたりは配慮しながら取り組んできたところ」

28日に新潟県上越市議会の全員協議会で“続投の意思”を示した中川幹太市長は、10月に行われる市長選に“再選”を目指して出馬する意向も改めて示しました。

「6月に出馬表明させていただいた時の気持ちを思い起こして、改めて市長選に立候補して皆さんの審判を仰ぎたい」

10月に予定される上越市長選は、“候補者乱立”の様相を呈しています。

27日には石田裕一上越市議が出馬を表明。
「市民が主人公、市民が主役の、皆さんが幸せになるまちづくりを目指してまいりたい」

また19日には、丸山章市議も出馬を表明しています。
「人口減少が想定よりも進んでいる。この状況をなんとかしないことには、上越市の発展・未来が描けない」

上越市長選にはそのほか、元市長の宮越馨市議がすでに出馬を表明し、他にも2人が立候補する意向で、現時点で6人による選挙戦が予想されています。

新潟放送

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