原油先物横ばい、週間では3週ぶり上昇へ ウクライナ和平巡る期待後退

 22日アジア時間の原油先物はほぼ横ばいで推移した。写真はイラク・バスラの沖合を航行する石油タンカー。5日撮影(2025年 ロイター/Mohammed Aty)

[22日 ロイター] – 22日アジア時間の原油先物はほぼ横ばいで推移した。ただ、ロシアとウクライナの早期和平に対する期待が薄れる中、週間では3週ぶりに上昇する見通し。

0052GMT(日本時間午前9時52分)時点で、北海ブレント先物は0.04ドル安の1バレル=67.63ドル、WTI先物は0.01ドル安の63.51ドル。

いずれも前日は1%超上昇し、週初からは北海ブレントが2.7%高、WTIが1.1%高となっている。

過去2週間はトランプ米大統領がウクライナ戦争の早期終結を仲介できるとの思惑から売りが広がったが、そうした期待が後退するにつれ、市場はさらなるリスクを織り込みつつある。

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