スペインからやってきた(右から)アイナさん、アナウさん兄妹と、叔父のジョルディさんと息子さん(スクリーンショット)スペインからやってきた(右から)アイナさん、アナウさん兄妹と、叔父のジョルディさんと息子さん(スクリーンショット)

 世界中で親しまれている日本の寿司。ただ、日本と海外とでは、ネタの質の高さや米の味わいなどに大きな差があり、実際に日本を訪れ、“本場”の味を体験して感動する外国人は数多くいるようです。外国人観光客においしい日本食を紹介するYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」 。運営者のDaisukeさんは、初めて日本を訪れたスペインの家族4人を寿司も食べられる日本食レストランに案内しました。さまざまな握りを堪能するなか、とくに感動したのはどの寿司ネタだったのでしょうか。

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初めての日本旅行に大興奮

 スペインからやってきた、アイナさん、アナウさん、ジョルディさんと息子さんの4人。今回が初めての訪日です。アイナさんはアナウさんの妹で、ジョルディさんはふたりの叔父という関係だそう。

「日本はとても興味深い国ね! スペインの文化と真逆に感じる」と感動を語るアイナさん。まだ日本に来て日が浅いそうですが、日本食も満喫しながら旅を楽しんでいます。

 すでにラーメンや和牛は食べたとのことですが、寿司はまだ食べていないとのこと。そこでDaisukeさんの案内で寿司を食べに行くことになりました。

「日本の米はスペインと違う」 “本場”への期待

 アイナさんとアナウさんは、スペインでもよく両親と一緒に日本食レストランへ行くそう。スペインで寿司を食べることもあるようですが、「日本の米はスペインと違う」と、”本場”の味に興味津々な様子です。

 カツオやマダイ、サーモンの握りなどを味わうなか、マグロの握りが運ばれてきました。さまざまな部位が美しく並び、4人のテンションが一気に上がります。

「スペインでは赤身はあるけど大トロはないと思う」とジョルディさん。上質な脂がのった大トロの握りに目を輝かせます。一口味わうと、「ずっと食べていたいよ」と、思わず笑みがこぼれます。「高級ワインのようにうま味と香りがあるよ」と称賛が止まりません。

 マグロの炙り寿司にも手を伸ばし、「もう参ったね! 感動的なおいしさだよ」と大満足の表情を見せました。

 アナウさんはマグロの握りを口に運ぶと、しばらく言葉が出ない様子。じっくりと味わい、「こりゃヤバイ! うますぎるよ」と感激の声を上げます。「スペインの寿司はもう食べられないかも」と笑いながら、本場の味との違いに驚きを隠せませんでした。

 アイナさんも、マグロの炙りを食べると、うれしそうな表情を浮かべながら静かにうなずきます。思わず日本語で「おいしい」というほど、気に入ったようです。

 コメント欄には「明るくて素敵な家族」「日本で良い思い出を作って帰ってもらいたいです」「おいしと言いながらの笑顔がうれしくなる」といった声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)

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