3選期す現職に2新人
2025年8月21日 午前10時07分

 任期満了に伴う茨城県知事選が21日告示された。3選を目指す現職大井川和彦氏(61)=自民、国民、公明推薦=と、茨城大名誉教授田中重博氏(78)=共産推薦、元警備会社員内田正彦氏(51)の2新人の計3人が届け出た。いずれも無所属。2期8年の県政運営への評価が主な争点となる。9月7日投開票。

 大井川氏は企業誘致や農産物の輸出強化といった実績をアピール。つくばエクスプレス(TX)延伸や茨城空港の利便性向上に注力したいと主張する。日本維新の会県総支部も推薦する。

 田中氏は、日本原子力発電東海第2原発の廃炉を掲げる。一部週刊誌が報じた大井川氏のパワハラ疑惑にも触れ「県庁を風通しの良い職場に変える」と訴える。社民党は県連支持とした。

 内田氏は地方公務員の外国人採用に慎重姿勢を示す。

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