平泉町特産の「黄金メロン」が収穫期を迎え、地元の子どもたちが収穫作業を体験しました。
平泉小学校では、毎年、5年生が奥州藤原氏が築いた黄金文化にちなんで名づけられた特産の「黄金メロン」について学んでいます。
20日は、児童40人が、農家が共同でメロンを育てている農業用ハウスを訪れ、農家の人に手伝ってもらいながら「黄金メロン」を収穫していました。
「黄金メロン」として出荷されるのは、糖度が一般的なメロンよりも高い14度以上のものに限られ、編み目の美しさも特徴だということです。
実ったメロンは例年どおりの甘さで、夏場に太陽の光をたっぷりと浴びたことから、これまでで最も大きな玉に育ったということです。
子どもたちは、収穫したメロンを作業用の手袋でから拭きしたり、重さを量って金色のシールを貼ったりして、出荷に向けた作業も体験していました。
作業が終わると「黄金メロン」が振る舞われ、子どもたちは「甘くておいしい」などと言いながらとれたてのメロンを味わっていました。
22日は、毛越寺の近くにある駐車場の一画で、「黄金メロン」を直売する体験学習も行うことにしています。

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