テレビやラジオを通じて多くの人に体操を楽しんでもらおうという「1000万人 ラジオ体操・みんなの体操祭」が17日朝、広島市で開かれ、およそ1700人が元気よく体操を楽しみました。

この催しは、体操を通して健康づくりにつなげてもらおうと、NHKや全国ラジオ体操連盟などが毎年、全国各地で開催しています。

64回目のことしは広島市で行われ、会場となった広島広域公園陸上競技場には、子どもからお年寄りまでおよそ1700人が集まりました。

はじめに、全国ラジオ体操連盟の石崎朔子会長が「きょうは明るく楽しく体操して、皆さんがより一層健康になることをお祈りしています」とあいさつしました。

そして、参加した人たちはピアノの生演奏にあわせて全身を動かし、朝の爽やかな空気のなか元気よく体操を楽しんでいました。

これらの様子は総合テレビとラジオ第1、それに国際放送で生放送されました。

会場近くの高齢者施設に入居しているという参加者の89歳の男性は「気持ちいい汗をかきました。健康は幸せにつながるのでこれからも毎日、ラジオ体操を続けたいです」と話していました。

また、山口県から家族で参加した小学1年生の女の子は「大勢の人と一緒に体操して疲れたけど楽しかったです」と話していました。

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