オキナワモーターショー2024の様子(アリーナ内車両展示エリア)
オキナワモーターショー2025運営事務局は8月14日、沖縄市主催の「オキナワモーターショー2025」を、2025年11月8日〜9日に沖縄サントリーアリーナ&コザ運動公園(沖縄県沖縄市)で開催すると発表した。
オキナワモーターショーは、沖縄市の目指すサーキット整備事業の推進に向け、2023年度より開催しているもの。2024年は2日間で約2万8000人が来場した。
サーキット整備に向けた県内外への機運を高め、自動車関連企業との連携を図ることを目的にしており、2024年の出展企業・団体数は100社以上にのぼり、企業間の交流や経済効果のきっかけになっているという。
オキナワモーターショー2024の様子(屋外出展エリア)
オキナワモーターショー2024の様子(2階二輪展示エリア)
オキナワモーターショー2024の様子(オンロード会場)
オキナワモーターショー2024の様子(アウトドアエリア)
イベントでは、国内外のレア車両展示として、アリーナ内では最先端車両や高級車両、カスタムカーや旧車などレア車両を展示。オンロード会場ではドリフトをはじめとしたデモ走行を実施。そのほかにも、複数ディーラーの車両を体験可能な試乗体験エリア、シミュレーターやEVカートなどのモータースポーツ体験が用意される。
2025年は沖縄という立地を生かし、特に東南アジアを中心とした海外への告知や出展募集も拡大、沖縄市らしく「ちゃんぷる~」な出展内容になるという。
沖縄市のサーキット構想とは?
沖縄市が目指す「サーキット構想」については、沖縄市では、滞在型観光の推進や自動車関連産業の誘致による雇用創出を目的に、サーキット場の整備に向けた事業を推進していて、冬でも温暖な気候、アジア・太平洋地域のハブとしての地理的優位性を活かし、モータースポーツと観光・MICE・産業振興を一体化した新しい地域モデルを目指している。
また、その短期ビジョンとして2021年には「モータースポーツマルチフィールド沖縄」を運営開始。誰でも利用可能で、ドリフトやジムカーナ、ミニバイクなどの競技や、企業の商品説明会や試乗会など施設の利用も年々増えており、日々のマルチなフィールド利用の場所として定着してきているという。
サーキット整備実現のためには、自動車関連産業や団体、地域の応援もより一層必要となり、そこで「オキナワモーターショー」というイベントを通して、県内外・海外の企業や、教育機関、地域に対しサーキット構想の機運を高めることを目的にイベントを実施。「オキナワモーターショー2025」は、この構想の一環として開催される。
オキナワモーターショー2025
日時:2025年11月8日〜9日
会場:沖縄サントリーアリーナ&コザ運動公園(沖縄県沖縄市)
主催:沖縄市
入場料:無料
WACOCA: People, Life, Style.