【写真を見る】甲子園初出場の愛知・豊橋中央高校 強さの秘密は“逆立ち”!? 愛知大会の試合中に“アントニオ猪木の顔マネ”で話題に

プロ注目のキャッチャーを擁し、ノーシードながらも愛工大名電や東邦といった、名だたる強豪校から金星を挙げ、甲子園への切符を手にしました。今大会の台風の目となった豊橋中央。一体どんな高校なのか取材しました。

豊橋中央の野球部は創部22年。学校から約5キロ離れた河川敷にあるグラウンドで日々練習を重ねています。

ランニング中の様子はほかの野球部と変わりがないように見えますが、実はこの後のウォーミングアップに強さの秘密が隠されていました。

「逆立ちやるで、手袋持って」

なんとウォーミングアップ中に逆立ち!?

■別の日には…グラウンドでマット運動

(豊橋中央 萩本将光監督)
「体幹の強さを求めるのと、腕を器用に使えるようにというのもある」

実は逆立ちで歩くことは、腕や肩回りなどの筋力アップにもつながるんだとか。

また別の日に取材をすると…側転や後転倒立などウォーミングアップでマット運動の動きも取り入れ、体幹を鍛え、軸のぶれない野球を目指しています。

そんな選手たちの中で、特にCBCは2人の選手に注目しています。

1人目はここぞという時に打てるプロ注目のキャッチャー松井蓮太朗選手!

東邦との決勝、延長11回の逆転タイムリーヒットも松井選手のバットから飛び出しました。

(松井蓮太朗選手)
「『カリカリのたこ焼きみたいに表情が硬くなっているぞ』と(監督に)言われたので、もう少しリラックスして“やわらかめのたこ焼きでいこう”みたいな感じだったので本当にリラックスして(打席に)入れました」

そしてもう1人が、チームのムードメーカーでピッチャーの髙橋大喜地投手!バッテリーを組む松井選手とは小学校からの幼馴染です。

■「勝つときも負けるときもいつも2人だった」

(髙橋投手)
「(松井選手は)わがままを唯一受け止めてくれる存在。蓮太朗の配球が気に食わなくて、よく首を振るんですけど、それでも抑えて我慢してやってくれている」

(松井選手)
「勝つときも負けるときもいつも2人だった。ずっと一緒にいる」

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