月刊サガスポ8月号

2025/08/02 15:00

 「がばい旋風」から18年。佐賀北が6年ぶり6度目となる甲子園への切符をつかんだ。今チームの主軸を担うのは、全国制覇を遂げた2007年に生まれた3年生たちだ。当時を思わせる堅守と伝統のつなぐ「北高野球」で魅せた佐賀大会を振り返る。

 本村祥次監督は「点でなく線」の攻勢をコンセプトに、つなぐ野球を徹底してきた。佐賀大会では全5試合で26犠打を決め、3回のスクイズを成功。チームを挙げて1点ずつ積み重ねる堅実なスタイルが光る。

 9番松尾拓実は、自身の役割について「つなぐことにある」と誇らしげに語る。5試合で7犠打を成功。北陵との決勝では序盤の好機にスクイズを決め、つなぎ役を全うした。

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