ルフトハンザドイツ航空は、787-9型機に搭載する新シートのアレグリスのビジネスクラスの承認遅れにより、ビジネスクラスをブロックして路線投入することがわかりました。

 現在ルフトハンザドイツ航空は、15機の787-9型機がアメリカで保管されている状態ですが、これは同型機に設置する新シートのアレグリスの承認をFAAから受けていないためとなっています。

 ただ同社の機材不足も事業計画に影響を及ぼしかねない状況であることから、これら787型機をビジネスクラスをブロックした状態で受領を開始する方針とし、9月にもその初号機を受領します。

 今後は年内ににもFAAから787-9型機搭載のアレグリスのビジネスクラスの承認を受ける見込みとなっており、承認を受け次第順次ビジネスクラスを開放していく計画です。なおアレグリスはA350に搭載済みですが、これら承認は、機種・座席メーカーごとに承認を受ける必要があります。Photo : Lufthansa

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