掲載日

2025年7月31日

イギリスとイタリアを最大の市場とするイタリアのスポーツウェア企業マクロンは、今年上半期の売上高が大きく伸びたことを報告しました。

マクロンCEOジャンルカ・パヴァネッロマクロンCEOジャンルカ・パヴァネッロ

総売上高は1億700万ユーロで、前年同期の9,300万ユーロ、2023年上半期の7,900万ユーロを上回りました。ボローニャを拠点とする同社の上半期の売上高は、半期ベースで前年同期比14.7%増、2年間ベースでは30%増となりました。

通期では過去最高の売上を見込んでいます。昨年の年間売上高は2億2360万ユーロでした。

イタリア以外の市場からの売上が増加しており、イギリスは同社にとって非常に重要であるだけでなく、ドイツとアメリカでも「著しい成長」を遂げています。

また、マクロン・キャンパスへの投資も成長の原動力となっており、4棟目の建設が開始され、会社全体の運営能力がさらに向上しているとのことです。

例えば、ドイツの売上は同期間に45%増加し、米国の売上は低いスタート地点からであったものの、さらに大きな割合で増加しました。2024年上半期の140万ユーロから2025年上半期には540万ユーロに増加しました。これは、2024年にコネティカット州に新しい配送センターを開設したことが寄与したもので、「マクロ経済環境が不安定な中でも成長目標を達成できるマクロンの能力をさらに実証するもの」と同社は述べています。

また、スポーツウェア市場における中小企業が、世界的に有名な大企業の支配にいかに挑戦しているかを示すさらなる兆候でもあります。

ジャンルカ・パヴァネッロ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています:「上半期に達成した業績は、当社の成長路線の健全性と、特に国際化と製品の品質への揺るぎないコミットメントという点で、近年行ってきた戦略的選択の価値を改めて裏付けるものです。

「複雑な市場への進出は、革新、スポーツへの情熱、細部へのこだわりをベースとした我々のモデルが世界中で評価されていることを示しています。同時に、マクロン・キャンパスへの継続的な投資は、この成長を支えるために不可欠なものです。私たちは向上心を持って未来を見つめ、”美しいものは美しい場所で創造される”という信念のもと、改善を続けていきたいと考えています。」

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