トランプ氏、インド関税25%と表明 ロシア製兵器購入に言及

トランプ米大統領は30日、8月1日からインドからの輸入品に25%の関税を課すと明らかにした。インド西部のディーンダヤル港で4月撮影(2025年 ロイター/Amit Dave)

[ニューデリー 28日 ロイター] – インド財務省は28日公表した月次の経済報告書で、インドは世界的な景気減速によって輸出需要がさらに押し下げられ、米国の関税を巡る不透明感が続くことで、今後数四半期にわたり貿易が圧迫される可能性があると指摘した。

インドの6月の財の輸出は351億4000万ドルで、前年同月比は横ばいだったが、前月比は9%減った。LSEGのデータによると、6月の実績は昨年11月の321億1000万ドル以来の低水準だった。

報告書は「貿易摩擦や地政学的な不安定さ、そして外部要因による不確実性といった世界的な逆風にもかかわらず、インドのマクロ経済の基礎的条件は引き続き堅調」と分析している。

一方で、インド経済の見通しは明るいとしつつ、世界的な景気の減速、特に米経済が1─3月に0.5%縮小したことがインドの輸出に影響を与える可能性があるなど、下振れリスクも抱えていると警戒感も示した。

また2025─26年のインフレ率はインド準備銀行(RBI、中央銀行)の予想である3.7%を下回る可能性があると予測した。6月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.1%上昇と6年超ぶりの低い伸びだった。

マルホトラ中銀総裁は先週、中銀は「インフレとの戦いに勝利した」が、物価の安定という目標に向けた戦いは継続中だと述べている。

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