鉄鉱石先物相場がアジア時間15日の取引で下落した。中国の不動産不況が長引く中、粗鋼生産が急減したことが統計で明らかになった。

  鉄鉱石先物は一時1.5%下落した。中国政府が同日発表した一連の経済指標が市場で意識された。 中国の6月の粗鋼生産量は、前年同月比9.2%減の8320万トンとなり、10カ月ぶりの大幅な落ち込みを記録。これにより上期の生産量は2020年以来の低水準となった。

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  鉄鉱石と鉄鋼の先物は先週には上昇していた。不振が続く不動産セクターの支援に向け中国政府が追加策を講じるとの観測が広がった。政府が業界の過剰生産能力と過度な競争に対処する姿勢を示したことも、相場を押し上げた。

 

原題:Iron Ore Falls as China Data Shows Steel, Property Sector Woes(抜粋)

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