赤穂大石神社儀式殿の修復にご協力お願いします。

 

 
▼はじめまして

 

はじめまして。兵庫県赤穂市の赤穂大石神社宮司の飯尾義明と申します。

 

赤穂大石神社は名前の通り忠臣蔵で名を馳せた大石内蔵助を祀る赤穂市にとっても重要な神社です。

 

儀式殿は赤穂大石神社の敷地内にあり、今まで市内外の皆さまが参加いただける行事に活用して参りました大切な施設です。

 

その儀式殿が歳月の経過による老朽化で傷みが激しく修復が急務となりましたが、多大な改修費が必要で苦慮しています。

この度、少しでも修復にご協力いただけないかと思い、クラウドファンディングで皆さまにご支援のお声がけをさせていただくことにいたしました。

 

▼赤穂大石神社

 

赤穂大石神社は明治天皇の宣旨を契機として明治33年 神社創立が公許せされ、大正元年11月、四十七義士命を祀る神社としてご鎮座になりました。

ご祭神は大石内蔵助良雄以下四十七義士命と中折の烈士萱野三平命を主神とし、浅野長直・長友・長矩の三代の城主と、その後の藩主森家の先祖で本能寺の変に散った森蘭丸ら七代の武将を合祀しています。

 

 

義士史料館には義士宝物殿、義士宝物殿別館、義士木像奉安殿、大石邸長屋門・庭園の各施設があります。

 

・義士宝物殿

 

・宝物殿別館

 

・義士木像奉安殿

 

・大石邸長屋門・庭園

 

 

また、参道には赤穂義士四十七士の石像がお迎えします。

 

 

 

▼儀式殿とは

 

赤穂大石神社の儀式殿は昭和5年10月、伏見宮博義王・王妃両殿下ご参拝を記念して絵馬殿(現在は儀式殿に改名)兼参拝者休憩所として参道西側に建設いたしました。

その後、昭和25年能舞台の見所として今の位置に移築、同時に茶室を新築しました。

 

昭和49年には儀式殿大広間を改装、玄関等も新築しました。

 

儀式殿大広間は結婚式場として利用、その他は控室や宴会席として活用、当時は折からの結婚式ブームでたくさんの方にご利用いただきました。

 

(儀式殿玄関)

 

 

時代とともに拝殿での挙式が主流となり、儀式殿自体も古くなり、以前ほどの利用がなくなりました。

今では、春の義士祭などの奉祝行事やお正月の巫女更衣や休息所として活用しています。

 

(尺八と琴の演奏会の様子)

 

 

しかし、歳月の経過とともに至る所に傷みが出てきており、部分的な修理では維持できない状態になってきました。

 

雨漏りは、至る所で発生し、壁と天井の間には隙間が至る所にあり、内壁は崩れ落ち、窓枠は歪み開けることも困難な状態です。

 

 

 

(屋根の破損)

 

国や自治体の指定を受けた文化財ではないので、修復に当たっての補助金は一切ありません。

私たちですべてを捻出しなければなりません。

 

解体することも考えました。

 

しかし、儀式殿を使用したいという問い合わせは今でもいただきます。

 

多くの方に、今後も喜んでお使いいただけるように修復させていただくことにいたしました。

 

必要な修復の概算経費は、

 

・屋根の修理 500万円

・玄関、窓、壁の修理 350万円

 

※頂いた支援金は11月20日までに赤穂大石神社が儀式殿修復の一部として使用させていただきます。

 

儀式殿修復に、ご共感いただきご支援いただければ幸いです。

 

よろしくい願いいたします。

 

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