米ワシントンのホワイトハウスで会談するドナルド・トランプ大統領（右）とカナダのマーク・カーニー首相（2025年5月6日撮影）。(c)Jim WATSON/AFP
【AFP＝時事】カナダ政府は29日、米IT企業に対するデジタルサービス税を撤回すると発表した。ドナルド・トランプ大統領との貿易協議を再開するとしている。
フランソワフィリップ・シャンパーニュ財務相は声明で、「カナダは米国との間で相互利益をもたらす包括的貿易協定の締結を見据え、DSTを撤回する」と述べた。
マーク・カーニー首相とトランプ氏は、「7月21日までの合意を目指して協議を再開することで合意した」としている。
米ホワイトハウスやトランプ氏のコメントは現時点では出ていない。
トランプ氏は27日、カナダとの貿易協議を終了すると述べ、カナダは1週間以内に自国製品に対する新たな関税率を知ることになると警告していた。
【翻訳編集】AFPBB News
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