ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.27 08:19

中央アフリカ共和国の首都バンギのある高校で変圧器爆発とその後起きた雑踏事故で生徒29人が死亡したと、保健当局が26日(現地時間)明らかにした。

AP・AFP通信などによると、事故は前日、バンギ所在のバルテレミー・ボガンダ高校で発生した。故障した電気変圧器が復旧作業中に爆発して混乱が起き、この過程で多数の生徒が圧死事故に遭った。事故当時、約5300人の生徒が試験を受けていたと通信は伝えた。

この事故で少なくとも260人がけがし、近くの病院で治療を受けており、一部は重体であると伝えられた。

中央アフリカ共和国のフォスタンアルシャンジュ・トゥアデラ大統領は、ベルギー訪問中に事故のニュースを見た後、3日間の国家哀悼期間を宣言した。

中央アフリカ共和国は豊富な鉱物資源を保有しているが、2013年にキリスト教系のフランソワ・ボジゼ元大統領がイスラム系反軍によって追放された後、続いた内戦の余波で世界最貧国の一つとされている。

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