岡山市の寺にある湿地で、日本で最も小さいとされる希少なトンボ「ハッチョウトンボ」が姿を見せています。
ハッチョウトンボは体長わずか2センチほどと、1円玉くらいの大きさで、日本で最も小さいとされるトンボとして知られています。
成熟したオスは鮮やかな赤色に、メスはしま模様になるのが特徴です。
岡山市北区の龍泉寺の敷地にある湿地では、毎年この時期、ハッチョウトンボを間近で観察できる場所として親しまれています。
長年、湿地の保全活動をしている「龍泉寺の自然を守る会」によりますと、ことしは来月いっぱいまでをピークに、8月下旬まで観察できそうだということです。
「龍泉寺の自然を守る会」の村上昇会長は「ハッチョウトンボを見つけたらみなさんとても感動しています。すぐには見つからないのでじっくり探してもらいたいです」と話していました。
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