米空母、南シナ海から西進 中東情勢緊迫化

 6月16日、米軍空母「ニミッツ」は中東情勢が緊迫する中、南シナ海から西方に向けて航行を開始した。韓国・釜山で2023年3月、代表撮影(2025年 ロイター)

[ハノイ 16日 ロイター] – 米軍空母「ニミッツ」は16日午前、中東情勢が緊迫する中、南シナ海から西方に向けて航行を開始した。船舶追跡サイト「マリン・トラフィック」のデータで明らかになった。

ニミッツは今週、ベトナム中部ダナン市に寄港する予定だったが、外交筋などによると、20日に予定されていた公式歓迎式典が中止された。在ハノイの米国大使館から「緊急の作戦上の必要性」のため式典が中止になったとの連絡があったという。

マリン・トラフィックのデータによると、ニミッツは16日午前、イスラエルとイランの交戦が激化している中東の方向へ西進している。

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