欧州連合(EU)は、米国がEUからの輸入品に課す50%の関税発動期限(7月9日)の到来後も、詰めの交渉を継続できると期待している。
事情に詳しい複数の関係者によれば、EUは最善のシナリオとして7月9日までの大筋合意を想定し、細部を詰めるため、さらなる協議が可能になると確信している。米側は直近の交渉ラウンドへの反応を数日以内に示し、次のステップが明確になると予想されるという。

シェフショビッチ欧州委員
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米国政府はEUのほぼ全ての輸出品に対して50%の関税を課す予定で、EUも対抗して報復措置を取る可能性が高い。EUの試算によれば、トランプ氏が導入しようとしている関税は現在、EUから米国への輸出のおよそ70%、金額にして3800億ユーロ(約62兆8300億円)に相当する。
EUの執行機関、欧州委員会のシェフチョビッチ委員(通商担当)は、2週間前に交渉を迅速に進めることで双方が合意して以来、米国のラトニック商務長官、グリア通商代表部(USTR)代表と定期的に電話や対面での会談を行っている。
欧州委員会の報道官は、コメントの要請に今のところ応じていない。

原題:EU Sees US Trade Talks Extending Beyond Trump’s July Deadline (抜粋)
(詳細を加え更新します)

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