土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」の沿線を歩きながら地域の魅力に触れる催しが開かれました。

『ごめん・なはり沿線ぶらぶらウォーク』と銘打ったこの催しは、土佐くろしお鉄道の沿線の魅力に気づいてもらおうと毎年、企画していて、小学生を含めた15人が香南市の「のいち駅」から南国市の「立田駅」までおよそ11キロの道のりを歩きました。

香南市では、地元で人気のとうもろこしの収穫を体験し、農家の人から太さのあるものが先っぽまで粒が入っているとアドバイスを受けていました。

このとうもろこしは生でも食べられるのが売りで、参加した人たちは、とれたてのみずみずしい甘さを確かめていました。

このあと南国市まで歩みを進め、第2次世界大戦中に敵の空襲から飛行機を守るために造られた旧日本軍の格納庫「えん体」を見学し、当時の話に耳を傾けていました。

土佐市の70代の男性は、「えん体を見るために参加しました。戦争はしてはいけないなとつくづく思いました」と話していました。

土佐くろしお鉄道の波田祐介さんは、「これからも沿線の魅力を知ってもらえるような催しを企画をして大勢の人に足を運んでもらえればと思います」と話していました。

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