4月の米個人消費支出(PCE)統計では、支出の伸びが減速した。実質PCEは前月、2023年1月以来の大幅増加となっていた。インフレは落ち着いており、経済の減速傾向と一致する内容となった。

キーポイントPCE総合価格指数は前月比0.1%上昇-予想と一致前年同月比では2.1%上昇-予想は2.2%上昇PCEコア価格指数は前月比0.1%上昇-予想と一致前年同月比では2.5%上昇-予想と一致

  インフレ調整を加えた実質PCEは前月比0.1%増加。3月は同0.7%増だった。

  前日発表された1-3月(第1四半期)実質国内総生産(GDP)改定値では、個人消費が約2年ぶりの低い伸びとなっていた。今回のPCE統計と併せ、消費者の間で米経済への不安が広がっていることを示唆する。関税引き上げの影響はまだ物価全体には波及していないが、消費者心理は低下している。

  耐久財支出は減少したが、サービス支出が増加したことで全体の支出はプラスを維持した。

  トランプ政権は中国や欧州連合(EU)を含む主要な貿易相手国・地域との交渉を進める中で、一部の関税を撤回または一時停止している。トランプ氏が世界各国・地域に課した関税について、その大半を違法とした米国際貿易裁判所の判断を巡り、連邦高裁は29日、効力を一時的に停止する判断を下した。

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  この日に発表された4月の米前渡し商品貿易収支によると、輸入額は前月比19.8%減と、過去最大の落ち込みを記録した。

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  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Consumer Spending Growth Slows While Inflation Remains Soft(抜粋)

(統計の詳細を追加します)

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