中国はシンガポールでのアジア安全保障会議「シャングリラ対話」に董軍国防相を派遣しない。ヘグセス米国防長官との初顔合わせがなくなったほか、中国はオーストラリアや日本などの参加国との閣僚同士の直接会談の機会も逃す。

  中国国防省の張暁剛報道官は北京で29日開いた記者会見で、中国は今年のシャングリラ対話に人民解放軍国防大学の代表団を派遣すると発表。その上で、中国は米国との防衛関係を重視しており、さまざまなレベルでの意思疎通に前向きだと述べた。

  シャングリラ対話は、英国のシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)がシンガポールで毎年開催する国際安全保障会議。

  中国が30日から始まる今年の会議に董氏の派遣を見送ったことは、依然として脆弱(ぜいじゃく)な米中関係の中で、米国とのトップクラスの軍事対話の機会を逸することを意味する。董氏は昨年のシャングリラ対話で、当時のオースティン米国防長官と会議の合間に会談していた。

原題:China Defense Minister Skips Singapore Forum Attended by Hegseth (抜粋)

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