ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.22 07:20
米国のドナルド・トランプ大統領は21日(現地時間)、今政権で断行した米国の海外援助削減について「それは破壊的」としながら米国に代わって他の国々が寄与するよう促した。
トランプ氏はこの日、ワシントンDCホワイトハウス執務室で南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領と会った席で、トランプ政府の援助削減決定がアフリカに相当な影響を与えているという取材陣の質問にこのように答えた。
トランプ氏は「多くの人が多く金を使ってほしい」とし「他の国々とも話したが、我々は彼らが寄与して金を使ってほしい」と話した。続いて「多くの国々で多くの問題が発生していて米国は常に資金支援要請を受けている」とし「他の国々は誰も助けようとしない。欧州も助けない。彼らがすることは米国企業を提訴すること」と主張した。
トランプ大統領は今年1月に再執権した後、対外援助業務を担当する米国国際開発庁(USAID)を解体した。米国は世界最大の人道主義援助提供国で、世界人道主義支援金の少なくとも38%を負担している。ロイター通信によると、米国の昨年の海外援助金額は610億ドル(約8兆7800億円)で、このうち半分はUSAIDを通じて支援が行われた。
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