5月20日、台湾経済部(経済省)が発表した4月の輸出受注は前年同月比19.8%増の564億ドルと、3カ月連続で増加した。基隆港で2023年2月撮影(2025年 ロイター/I-Hwa Cheng)
[台北 20日 ロイター] – 台湾経済部(経済省)が20日発表した4月の輸出受注は前年同月比19.8%増の564億ドルと、3カ月連続で増加した。
米政府の関税発動を控えた駆け込み需要が背景。市場予想の10.0%増を上回った。
人工知能(AI)や高性能コンピューティング関連の受注が寄与した。
経済部は「最近の世界経済・政治情勢と地政学的リスクを巡り、不確実性が増している」と表明。5月の輸出受注を前年同月比12.5─16.6%増と予想した。
4月の輸出受注は、通信製品が前年同月比20.0%増、電子製品が35.0%増だった。
中国からの受注は5.7%増。3月は5.3%減だった。
米国からの受注は30.3%増。3月は30.7%増だった。
欧州からの受注は10.5%増、日本からの受注は16.3%増。
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