ブラジル財務省の経済政策局は5月19日、2025年の国内総生産(GDP)予想を3月の前年比2.3%増から2.4%増に上方修正した。写真は中央銀行本部ビル。2024年12月、ブラジリアで撮影(2025年 ロイター/Ueslei Marcelino)
[ブラジリア 19日 ロイター] – ブラジル財務省の経済政策局は19日、2025年の国内総生産(GDP)予想を3月の前年比2.3%増から2.4%増に上方修正した。
26年の予想は2.5%に据え置いた。
インフレ率予想は、今年が5.0%(4.9%から修正)、来年は3.6%(3.5%から修正)と、それぞれ引き上げた。
25年GDP予想の上方修正は、第1・四半期の経済成長見通しの改善と、農業生産見通しの上方修正が背景という。
ブラジル中央銀行は7日の金融政策委員会(COPOM)で政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、約20年ぶり高水準となる14.75%とした。政策担当者らは、インフレ率を目標値に戻すには長期にわたる引き締め政策が必要になるとみている。
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