テニス=イタリア国際、シナーとアルカラスが決勝で対戦

テニスのイタリア国際は16日、ローマで男子シングルス準決勝を行い、第1シードのヤニク・シナー(写真)と第3シードのカルロス・アルカラスが決勝進出を決めた(2025年 ロイター/Aleksandra Szmigiel)

[ローマ 16日 ロイター] – テニスのイタリア国際は16日、ローマで男子シングルス準決勝を行い、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が決勝進出を決めた。

 世界ランキング1位のシナーは第11シードのトミー・ポール(米国)に1─6、6─0、6─3で勝利。キャリア最高の26連勝を収めた。また、同大会で地元出身の男子がシングルス決勝に進むのは47年ぶりとなる。

 もう1試合では、今大会で内転筋故障から復帰したアルカラスが第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に6─3、7─6のストレート勝ち。第2セットでは一時2─4のビハインドを負ったが、巻き返した。

 世界3位のアルカラスは「今日はコンディション的にとても難しい日だった。風が強かった。素晴らしい、最高のプレーをするよりも、スマートに確実にプレーし、チャンスをものにすること、攻める機会が来るまで辛抱強くやることが重要だった。うまくできたと思う」と振り返った。

 シナーはアルカラスとの決勝に向け、「自分のベストなテニスをしなければならない。カルロスは今日、素晴らしかった。どうなるか見てみよう」と語った。

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