5月9日、台湾の頼清徳総統(写真)は新ローマ教皇に選出された米国出身のロバート・プレボスト枢機卿に祝辞を送り、既存の関係をさらに発展させ平和と正義を前進させることを楽しみにしていると述べた。昨年12月撮影(2025年 ロイター/Ann Wang)
[台北/北京 9日 ロイター] – 台湾の頼清徳総統は9日、新ローマ教皇に選出された米国出身のロバート・プレボスト枢機卿に祝辞を送り、既存の関係をさらに発展させ平和と正義を前進させることを楽しみにしていると述べた。
バチカンは、中国が領有権を主張する台湾と正式な外交関係を保っている12カ国のうちの一つ。
頼氏は「平和、正義、連帯と博愛を促進するために、83年以上に及ぶ聖座との外交関係をさらに発展させることを楽しみにしています」と、自身のXアカウントに英語で書き込んだ。
一方、中国からの公式な反応は薄く、国営通信社の新華社は、中国政府が支援する2つのカトリック団体が祝辞を送ったと短い記事で報じた。
カトリック教会の頂点に立つローマ教皇を決める選挙(コンクラーベ)がバチカンのシスティーナ礼拝堂で行われ、8日に実施された2日目の投票でプレボスト枢機卿が新教皇に選出された。 もっと見る
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